生理のお悩み

生理のお悩みについて

平均的に10歳代の前半から始まり、50歳代の前半ごろまで女性に訪れる生理は、ホルモンのバランスを微妙に変化させることによって、様々な女性特有の症状を生じさせます。ひどい生理痛で日常生活に影響がおよぶ月経困難症、生理前になると不快な症状に悩まされる月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)などが代表的な例です。中には重篤な疾患の症状もありますので、当院までご相談ください。プライバシーに配慮した院内づくりに努めております。

このような症状はありませんか?

生理不順(生理周期が安定しない)

月経の周期は人によって様々で、多少の変化は誰にでもあるものです。おおよその目安として、25~28日に1度、3~7日間続くのが平均ですが、6日以内程度は変動があっても心配する必要がない範囲と言えます。月経周期が極端に短い、逆に極端に長い、一定しないなどの状態を生理不順といいます。極端に短いのは頻発月経といい、月経周期が24日以内、長いケースは希発月経といい、月経周期が39日以上と定義されています。いずれも思春期と更年期に多く、原因としてはホルモンバランスの崩れが多いとされ、無理なダイエットや肥満、過度なスポーツなどのほか、甲状腺機能の異常などが考えられます。

無月経(生理が来ない)

妊娠以外で、それまで通常にあったのに、3か月以上にわたって月経が訪れない症状を続発性無月経と言います。女性ホルモンの分泌が極端に低下してしまっている状態で、スポーツ選手などに多い傾向にあります。その他、強いストレスや無理なダイエットなども影響することがあります。また、甲状腺や女性ホルモンを司る下垂体、卵巣などの疾患が原因となることもあり、全身に影響を与えます。お早めに当院までご相談ください。

不正出血(生理でないのに出血する)

月経時ではないのに、出血する状態が不正出血です。原因として、多くはホルモンバランスの乱れが考えられますが、膣炎や外陰炎、子宮頸管炎や子宮筋腫、さらに子宮がんなどの疾患が考えられます。不正出血があった場合は、これらの疾患も念頭において、念のためお早めにご相談ください。

ニキビ(生理前後にニキビができる)

月経の前後にニキビ、吹き出物が生じやすいのはどちらもホルモンのバランスが大きく関わっているからです。思春期は、女性ホルモンのバランスがまだ不安定な状態であり、そこに男性ホルモンの影響も加わることで、月経前後にお肌のトラブルが出やすい状態になってきます。ホルモンの分泌が安定してくる20歳代以降でも、生理前後に吹き出物が出やすいのは、女性ホルモンの分泌系統に異常が生じているためです。生理前にニキビができるのは黄体ホルモンが関係していることが考えられますので一度ご相談ください。

よくある疾患

月経前症候群(PMS)

月経が始まる10~3日前頃から、精神的・肉体的な症状があらわれ、月経がはじまるとその症状が治まるか、軽くなる場合、月経前症候群(PMS)が考えられます。肉体的症状としては、腹部膨満感、頭痛、手足のむくみ、体重増加などで、精神的な症状としてはイライラ、怒りっぽい、抑うつなどが多くなります。3度以上同様な状態が連続することで診断します。治療は、薬物療法を中心に、行動療法を組み合わせます。

月経困難症

月経が始まると、下腹部や腰などに疼痛が起こり、頭痛・吐き気、嘔吐などの症状が伴います。症状は、月経が終わると軽快するか消失します。骨盤内臓器に異常が見られない機能性のものと、どこかに疾患があって起こる器質性のものがあり、多くは機能性のものです。様々な検査によって器質的な異常がないかどうかを確認し、疾患が認められる場合はその治療を行い、機能性の場合は痛みを止め、不安などを解消する薬物療法を行います。

過多月経

月経時の出血量は人によっても異なりますが、一般的には多い日で2時間おきぐらいに生理用品を取り替えるのが普通と考えてよいでしょう。それよりも頻繁にとりかえないと保たない、経血が大きな塊になっているなどの症状がありましたら、過多月経の可能性があります。月経時に貧血を起こしてしまうこともあります。原因としてはホルモンの異常のほか、子宮筋腫などの疾患が考えられます。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

代表的な検査

内分泌検査

血液検査によって、様々なホルモンの量・バランスなどを調べます。主な検査項目としては、下記のようなものがあります。

下垂体から分泌されるホルモン

  • 黄体形成ホルモン(LH)
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH)
  • 乳汁分泌ホルモン(プロラクチン)

卵巣から分泌されるホルモン

  • エストラジオール(卵胞ホルモンの一種)
  • プロゲステロン(黄体ホルモン)
  • テストステロン(男性ホルモン)

基礎体温測定

毎朝、目が覚めたら身体を動かさないうちに婦人体温計で体温を計測し、それを基礎体温表に記録していきます。基礎体温の変化によって排卵日などを予測することが可能です。

超音波検査

婦人科では専門の経膣エコーという装置で、超音波を当て、反射して戻ってくる音波を画像化することで子宮の大きさ、位置などを測定し、卵巣に異常がないかどうかを検査していきます。

ホルモン負荷テスト

無月経の状態を検査する方法の一つです。まず、黄体ホルモン(プロゲステロン)を投与し、出血があるかどうか調べます。ここでホルモンの状態変化により消退出血があれば、第1度無月経と診断できます。これで出血が確認できない場合は、黄体ホルモンと卵胞ホルモン(エストロゲン)を同時に投与して出血が起きるか確認します。このとき、出血が確認できましたら、第2度無月経と診断できます。

よくある質問

生理中でも診察はできますか(生理中に受診してもいいですか)?

多くの場合、生理中でも診察は可能です。しかし中には生理中は検査などの関係で避けていただきたいケースもあります。たとえば、性感染症関係、おりものなどの検査、子宮がん検診、卵巣がん検診、外陰部のできものの処置、避妊用ピルの定期検診などです。詳しくはお問い合わせください。

診察はどのようなことをするのですか(内診は必ず行うのですか)?

診察の内容は、疑われる疾患やご相談の内容によって異なってきます。ただし、一般的には、問診と超音波検査を行います。超音波は、経膣エコーという婦人科専用の装置を用いて、膣の中から卵巣や子宮の状態を確認します。こうした経膣エコーのことも内診と言うケースもありますので、そうした意味では内診を行います。その他必要に応じて、画像検査や膣内からの組織採取などを行うこともあります。また、血液検査などを行う場合もあります。月経移動やアフターピルに関しては、内診を行わない処置もあります。詳しくは、当院までご相談ください。

内診は痛いのですか?

患者様が苦痛を感じないように優しく丁寧な検査を心がけております。ただ痛みの感じ方には個人差がありますので、時に痛みを感じる方もいます。緊張を解いて、リラックスしていただくことで、検査はスムーズに進めることができます。どうしても心配な方は事前にご相談ください。

性経験がないのですが、内診をするのでしょうか?

患者様の状態によって異なりますが、膣内を調べる必要があれば、内診も行います。しかし、子宮や卵巣を調べる場合は腹部エコーで行うこともできますので、ご相談ください。

診察前にシャワーやお風呂に入っていなくて大丈夫ですか?

たとえば膣内の状態を診察する時、シャワーやビデなどできれいに洗浄し過ぎてしまうと正しい結果がでないこともあります。そのため、そのままの状態で診察に来ていただいた方が正確な診察につながります。仕事帰りなどで診察に来られる方もいますので、特に気にすることなくそのままお越しください。

診察前に陰部の毛は剃るのでしょうか?

陰毛が濃いことを気にされて剃った上で診察にいらした場合、剃刀負けなどで皮膚が荒れた状態になって、正確に診断できなくなってしまうこともあります。そのためご自分で剃ってから受診される必要はありません。また、婦人科の診察では陰毛を剃ることもありません。自然な状態で診察を受けていただくのが一番です。

婦人科の検診は、何歳になったらするべきですか。一般的にはどのような事をするのですか?

婦人科検診はメタボ健診などのように、何歳になったら受けましょうということは特にありません。ただし、性交渉がある場合、性感染症などの有無も確認できますので、定期的に受診されることをお勧めしています。また、近年では若年層の婦人科疾患が増えているという統計もあり、20歳を過ぎたら定期的な検診を受けておくと安心です。初めて婦人科検診を受けられる場合は子宮筋腫や内膜症の有無など、子宮と卵巣の状態を超音波で検査することが中心となります。

婦人科か内科かわからないのですが…

腹部の不快感や痛みなどでお悩みの場合、たとえば月経にともなっている、痛む場所がはっきりしているなどで婦人科に関連すると思われる場合は婦人科に、どこが痛いかはっきりしない、なんとなく腹部全体に不快感があるなどの場合は内科にかかり、それぞれに関連がなさそうであれば、改めて内科なり婦人科にかかるという考え方で良いのではないかと思います。

どうして、男性はクリニックの中に入れないのですか?

婦人科の病気に心配があるとき、また性感染症などの心配があるときには、パートナーに一緒にいてもらいたいという気持ちは理解できます。しかし大切なパートナーであっても、他の患者様にとっては知らない男性としか思えないということを考えて、当院の婦人科領域は女性しか立ち入らないようになっています。その点ご理解ください。なお、当院では、消化器内科も併設しておりますので、同じ施設内に男性患者様がいることをご了承ください。気になるようでしたら、レディースデーに受診していただくことをお勧めしています。

検査には時間がかかりますか?結果はすぐわかるのでしょうか?

検査によりますが、一般的な病理検査だけでは1分程度で終わります。検査結果は1週間から長くて2週間ほどで判明します。お忙しい場合、電話やオンラインでのお問い合わせにも対応しておりますので、お気軽にご利用ください。

消化器内科/内科/内視鏡内科/肛門外科/婦人科

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