大腸ポリープ切除

大腸ポリープ切除について

大腸の内部は粘膜になっています。この粘膜部分がいぼのようになったものが大腸ポリープで、その多くはがん化するおそれがある腺腫です。大腸は、一般的には小腸側から時計回りに大きくお腹をとりまくように位置しています。ポリープのできやすい場所としては、このうち一番肛門に近い直腸と、直腸と結腸の境目にあるS状結腸(S字結腸とも)で、およそ7割を占めています。大腸カメラ検査によってポリープを発見した場合、その場で切除してしまう日帰り手術が可能で、将来のがん予防につながります。

大腸カメラ

大腸ポリープのがん化リスク

大腸ポリープはあまり出血することはありませんので、必ずしも便潜血検査などで発見されるわけではありません。また、自覚症状もないため、確実に発見できるのは大腸カメラ検査のみとなります。大腸カメラ検査を受けないと気づかないうちに大きくなってがん化してしまうことが多く、大腸がんのほとんどがこのケースにあたります。ポリープのうちは良性の腫瘍なのですが、大きくなって20mmを超えると50%の確率でがん化すると言われています。そのため定期的に大腸カメラ検査を受診して、ポリープのうちに切除してがんを予防することが大切です。

大腸ポリープの症状

ポリープが小さいうちは、ほとんど自覚症状はありません。しかし、大腸の出口に近い場所にできたポリープが大きくなると、硬い便で擦れて出血することがあり、その場合は血便が出ます。大きくなったポリープは便の通り道を狭くするため、便秘や下痢、腹痛などの症状があらわれることもあります。
また、たとえ大きなポリープがあっても、まだ水分を吸収しきれていない柔らかい便の通る場所であれば、そうした症状がでにくく、また出血の可能性も低いため、ポリープを発見できません。

大腸ポリープの原因

ポリープがなぜできるかについては、まだはっきりしないことも多いのですが、できやすい要因としては、遺伝的な要素や体質、動物性脂肪に偏った食事、過度のアルコール摂取、喫煙などが挙げられます。

遺伝性大腸がん

大腸がんには、遺伝的要素の強いものがあります。大腸がんが発症しやすい家系の中には、ポリープが多発するタイプの家族性大腸腺腫症や、大腸がんが多くの箇所にでき、多臓器がんを起こしやすいリンチ症候群などといった様々なタイプがあります。

大腸ポリープ切除

日帰り大腸ポリープ切除

内視鏡装置のスコープには、カメラや照明用のライト、遠隔操作による処置用の鉗子などの処置具が付属しています。当院では大腸カメラ検査でポリープを発見した場合、この処置具を使用して、その場でポリープを切除してしまう日帰り手術に対応しており、消化器内視鏡専門医として多くの経験をもつ院長が担当します。なおポリープが大量に見つかったり、大きくなりすぎているなど、入院手術が必要と判断した場合は、提携する入院可能な医療機関を紹介しております。

切除方法

ポリペクトミー

ポリープの茎にスネアと呼ばれる輪になったワイヤーをかけて締め付け、高周波電流を通して焼き切る手法です。そのため切除時の出血を抑制することが可能ですが、粘膜層の下まで焼けてしまうと、術後しばらくして出血を起こす、あるいは穿孔を起こす可能性があります。大型のポリープではこの方法を用いることが多くなっています。

コールドポリペクトミー

ポリペクトミーと異なり、スネアでポリープの茎を締め付けた後、そのまま締め付けて摘除する方法です。高周波を通さないため切除部が熱傷にならず、下層へのダメージも少ないため、術後の出血や穿孔が起こりにくいのが特長です。当院で行うポリープ切除は、この方法を用います。

内視鏡的粘膜切除術(EMR)

茎のない平坦なポリープは、通常の方法ではスネアをかけることができません。そこで、ポリープの下層に生理食塩水などを注入して、ポリープを持ち上げることで茎部分をつくり、スネアをかけて高周波電流で処置します。注入した液体が熱を吸収することで、下層へ熱傷が及ぶ可能性が低減され、平坦なポリープでも安全に摘除できるようになります。手術創は大きくなりますので、必要な場合は医療用クリップなどを使用することがあります。

大腸ポリープ切除後の注意事項

大腸ポリープを日帰り手術で切除した後は、2週間程度日常生活で気をつけていただきたい制限があります。
具体的には、アルコールの摂取や腹圧がかかるような作業・運動、遠距離移動などを控えていただく必要があります。

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