睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群について

寝ている間に突然しばらくの間呼吸が止まってしまったり、呼吸が弱くなったりといった症状が出て、何度もそれを繰り返すのが、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)です。睡眠が浅くなって寝不足となり、日中に眠気が襲ってくると、仕事中に居眠りをしてしまうといった生活の質(QOL)が低下するだけではなく、居眠り運転による事故なども重大な例として報告されています。
また、無呼吸によって酸素不足になると、血管に負担がかかり、高血圧から血管がダメージを受けてしまい心疾患や脳血管障害などを起こす可能性もあり、突然死の原因とも考えられています。
家人から夜寝ている間に息が止まっていることがあるなどと指摘されたり、日中どうも眠くてしかたがないなどの症状があったら、お早めにご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群の原因

睡眠時無呼吸症候群の原因としては、呼吸の通り道である鼻からのど、気管といった気道のどこかが部分的に塞がって、完全に空気が通らなくなったり、狭くなって通りにくくなったりしていることが挙げられます。こうした状況は肥満による首周りや顎の脂肪、アルコール摂取による筋肉の弛緩などのほか、舌根部が大きかったり扁桃が肥大していたり、下顎の位置が後方にあるなどの器質的な問題が影響しているケースもあります。
また、稀なケースとして、呼吸を司る信号が脳から届かないために無呼吸を起こすケースもあります。
一般的には肥満型の体型の方に多い疾患ですが、どのような方にも起こる可能性があります。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS:Obstructive Sleep Apnea Syndrome)

睡眠時無呼吸症候群には大きく分けて2つの原因があります。そのうち、のどなどの気道が閉塞して無呼吸になるのが、この閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。肥満が原因で首やあごに脂肪が溜まると、気道に影響をおよぼして無呼吸を起こします。また、扁桃肥大やアデノイドなどで起こることもあります。さらに、舌根部や口蓋垂、軟口蓋などが大きい、あるいはのど側に垂れ下がって無呼吸となることもあります。
睡眠時無呼吸症候群のうち、90%はこのタイプと考えられています。

中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS:Central Sleep Apnea Syndrome)

閉塞性睡眠時無呼吸症候群でない睡眠時無呼吸症候群のタイプとしては、脳の呼吸中枢からの指令が何らかの原因によって呼吸器周辺に届かないことにより無呼吸が起こる中枢性睡眠時無呼吸症候群があります。肺などの呼吸器、周辺の筋肉や末梢神経には異常がなく、脳からの呼吸しなさいという指令が途切れ途切れになることで、気道は開いているのに呼吸がない状態です。
睡眠中に心臓機能が低下することで、低酸素症を起こし、血中の炭酸ガス濃度が上がったりすることが原因で起こるとされています。

睡眠時無呼吸症候群の症状

起床時の主な症状

など

就寝時の主な症状

など

起きてすぐ起きる症状

など

睡眠時無呼吸症候群の検査・診断

無呼吸があるかどうかを調べるには、ご自宅で検査ができる簡易型の装置と、脳波も同時に記録できる睡眠ポリグラフ検査(PSG)のどちらかによって、睡眠時の呼吸状態を調べて、1時間に5回以上無呼吸または低呼吸の症状(AHI)があると、睡眠時無呼吸症候群と診断します。

睡眠時無呼吸症候群の治療

減量・生活習慣の改善

睡眠時無呼吸症候群の患者様の6割程度に肥満があると言われています。そのため、食生活や運動などによる肥満の解消、生活習慣などの指導を行います。また、飲酒も筋肉を弛緩させ、無呼吸の原因となりますので、飲み過ぎないよう控えめにしましょう。

CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)

AHIが20以上となり、睡眠不足から日中に眠気などの明らかな症状があるケースでは、鼻に装着したマスクから持続的に空気を送り込み気道を確保するCPAP(シーパップ)という治療法の適用対象となります。この治療法は、AHIがPSGによる検査で20以上、簡易検査では40以上になると健康保険適用による治療となります。

マウスピース(歯科装具)

中等症程度までの患者様では、歯科装具のマウスピースを使って、下顎を前方に移動させる治療が有効です。マウスピースは歯科で型をとって作成してもらうことになります。ただし、この治療は重症の患者様では効果が十分に得られないことがあります。患者様に応じて適切な治療をご提案させていただきます。

外科的治療

口蓋扁桃やアデノイドが肥大して気道を閉塞しているケースでは、肥大部位の切除摘出手術を検討する場合もあります。当院では、必要に応じて高度医療機関を紹介させていただきます。

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